原口一博公式 | 立憲民主党 衆議院(佐賀1区)

第87回 「未来の学校」の先進県・佐賀

2014年07月26日 世界の中の佐賀

 

世界の中の佐賀=7月 世界の中の佐賀=7月

今年から佐賀県内の全ての高等学校にタブレットPCが入りICT(情報通信技術)を利用した「未来の学校」が全県的規模で始まりました。国会では超党派の教育における情報通信(ICT)の利活用促進を目指す議員連盟を結成、本格支援に取り組んでいます。

 

ICTを利用した未来の学校では、電子ノートを共有することにより子どもたちがお互いにお互いの「先生」になることもできます。知識の習熟度を競い合う傾向の強いこれまでの教育ではなく、互いに課題を解決していくための協働に力点をおいています。

 

私が総務大臣時代に提案した未来の学校も各地で実証のための試みが積み重ねられて、大きな学習効果と学ぶ意欲の向上だけでなく、お互いを支え合うという大切な社会性の醸成にも大きく役立っています。

 

世界的にみればシンガポールや韓国に先進的なモデルがありますが、日本のような大きな国で、しかも佐賀県はその最先端を行くことになります。

 

当然、困難や課題もあります。本来であれば、教育クラウドにして佐賀にいながらにして世界の最高の教育を受けられるようにするというのが私の構想の中間目標でした。しかし、教科書会社の著作権の問題や家庭におけるインターネット普及率が8割であることなどにより、クラウドとまでは行っていません。そのためもあってつながりにくい、遅い、いちいちシステム屋さんを先生が呼んで手直ししなければいけないなどということも起こっています。

 

先頭を行くものの宿命ともいっていいでしょうか。試行錯誤を続けながらより良いものを目指していく初期の過程にあります。佐賀がもし失敗すれば日本全体のICT教育が10年は遅れてしまうのではないかと言われる程です。

 

そこで私は与野党の国会議員を回り、国家プロジェクトとして佐賀の試みを支援するように求めています。初等教育でも新たな試みが始めていることは、別の稿でもご紹介しました。

 

教育を通して地域を活性化して人々を支える。競争して勝つ喜びもだけど、協働して問題を解き絆を深める。教育における全く新しい試みを皆さんも実感していただきたいと思います。

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写真上1)フューチャースクール推進事業視察(東京都港区青山小学校)
写真上2)教育における情報通信(ICT)の利活用促進をめざす超党派国会議員政策勉強会
写真下1)地域行事
写真下2)佐賀市文化連盟総会

2014年7月号掲載


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