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第2回 「人権の祖―江藤新平候に思う」


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神野公園で、毎年4月14日に江藤新平候の銅像まつりが行われています。
江藤新平候は佐賀七賢人の一人で、司法制度の基礎をつくった初代司法卿として知られています。
「全ての法律の元は、人権=人間の尊厳である。」江藤新平候の高い理想と理念は、私たち法律をつくる仕事に携わるものにとっても原点ともいえるものです。江藤新平侯は、偉大な「人権の祖」なのです。
国連障害者の人権条約策定に私が関わるようになったのも、このような人間の尊厳に対する思いからでした。ニューヨークの国連本部で第4回と8回の国連障害者の人権委員会アドホック委員会でスピーチをしました。2006年暮れにようやく「条約案」が採択され、この通常国会で条約の批准を目指して活動しています。
「差別とは何か?」「直接的な差別だけでなく、社会が持つ障害を取り除かなければならない。」
世界中から集まった人たちと議論を交わしました。そして人権を学び行動することの大切さを再確認しました。
「基礎教育を普及させ、その効力を拡大すれば、人間の安全を脅かすほとんどの危険に対して、おおむね強力な予防効果を発揮することができます。教育に関する矛盾点や怠慢をなくせば、世界各地で人間の安全を脅かしているものを減らせるということについて、少し考えてみるのも悪くないでしょう。」(アマルティア・セン博士「人間の安全保障」より)
私たちの佐賀が、「教育県」といわれるように教育に熱心に力を入れてきたのはなぜか?世界に出てみると改めてその理由に思い至ります。
一人ひとりの人権が保障された社会は、暖かく安心な社会です。暖かい社会は、自由と創造を保障します。明治維新を成し遂げた佐賀の先達が、何を考え、どのように行動してきたのか?もっと深く学んでみたいと思います。

写真:国連障害者の権利条約第8回特別委サイドイベンドでのスピーチ。

2007年6月号掲載

 


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